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It's brass monkeys! 寒っ!



早いもので、年が明けてすでに1週間が過ぎました。そして、年明け前から寒さが増し、過去の平均気温より低くなっているようです。そんな中、大晦日に近くのビーチに行くと、ジェットスキーやパドル・ボーディングを楽しむ人たちだけではなく、普通の水着で泳いでいる人も見かけました。寒っ!


そして、寒いと言えば思い出すのが「It’s brass monkeys.」という表現です。この表現を初めて聞いたのは、随分前で、ロンドンの語学学校に通っていた頃です。当時、家から学校まで毎朝20分ほど歩いていたのですが、その途中、警備員さんが立っているビルがあり、いつも同じ人なのでニッコリし合うようになりました。


ある寒い冬の朝、その警備員さんが私に「It’s brass monkeys.」と言ったのですが、当時の私は意味が全くわからず、悪いことは言っていないと思ったので、いつもより笑顔度をあげて会釈して通り過ぎました。


その日、語学学校の先生に聞いて、それが「すごく寒い」という意味だとわかり、それからは寒い日は今でも時折その人とこの表現を思い出します。


その後、何度も冬を経験し、brass monkeys以外にも「寒い」を表す言い方も学びましたので、今回はそのいくつかご紹介します。


まず、以下の4つは、ここでご紹介する表現の中では寒さ度が一番低いカテゴリーです。どれも、同じくらいの寒さの度合いです。


Crisp: 湿気がなくドライで、気持ちいいと感じるかもしれない寒さ

Fresh: 寒くて、冷たい風も吹いている

Nippy: 結構寒いが、凍えるほどの寒さではない

There’s a nip in the air: “It’s nippy.” に似た表現で、外が寒い感じ



次の2つは、すごく寒い時に使います。


a bit chilly: イギリス的な understatementで、 “a bit” はこの場合 “a lot” のこと。私自身、この意味がわかるまで、「こんなに寒いのに、イギリス人にとっては ‘a bit’ なんだ!」と思っていました。

frosty: 霜がおりているか、霜がおりるくらい寒いという時に使う


そして、以下の3つが最高の寒さ。


Raw: マフラー、手ぶくろ、帽子がないと辛いくらいの厳しい寒さ

Biting: 空気や風が冷たくて、顔が凍りそうというイメージ

It’s brass monkeys: そして最後に、はじめにご紹介した警備員さんが言った表現。かなり口語的表現なので、自分で使うというより、意味がわかればいい表現だと思います。


私自身は、chilly, freezingをよく使います。皆さんは、普段何と言っていますか?


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