イギリスの迷信:British superstitions


先日テレビをつけると、お庭の壁に鏡を3枚取り付ける作業をしている人達が映り、その1人が「割れないように気をつけないと、21年間Unluckyになる」というようなことを言いました。


日本でも、鏡が割れると縁起がわるいという迷信がありますが、どうして21年?と思って、Steveに聞くと、イギリスでは(アメリカも同じだそうです)、鏡を割ってしまうと7年間Bad luckが続くという迷信があるとのことでした。3枚取り付けていたので、全部割れたら3倍の21年ということですね。


そこで、今回はイギリスの迷信をいくつかご紹介します。アメリカでも同じという場合がほとんどですが、中には違うものもあります。


1. 鏡を割ると(割れると)Bad luckが7年つづく


はじめにも書いたこの迷信、古代ローマ時代から伝わるものだそうです。鏡は魂への入り口と信じられていたので、鏡が壊れると魂も傷ついてしまい、魂が力を取り戻すのに7年かかると信じられていたので、その間悪運が続くという考えだったようです。


2.  屋内で傘を開くとBad luck


以前、カフェでジャンプ式折りたたみ傘のボタンをあやまって押してしまい、傘が急に開いてしまったことがありました。そのせいで雨水が飛び散ったので、近くの人に「Sorry」というと、その人は一言「Bad luck」と言いました。その人、自分に少し雨水がかかってしまったことよりも、私が傘を屋内で開いてしまい悪運をよんでしまった事のほうが気になったようです。


これ以外にも、駅の出口を出たか出ないかの辺り(まだ屋根が半分あるくらいの所)で傘をさした時にも、見知らぬ人に「Bad luck」と言われた事もあり、これはとてもよく耳にする迷信です。


3. Touch wood


幸運が続いてほしい時、幸運を願う時に言う表現が「Touch wood」

です。アメリカでは「Knock on wood」と言います。これもよく耳にしますし、私もよく使います。


例えば、「今まで入院するような大病にかかったことがない」と言った後、今後も同じように健康が続くことを願い、「Touch wood」と言って木(木製のも)を触ります。「Touch wood」と言った後、近くに木や木製のものがなく、焦って探した経験もあります。


4. 13は不吉な数字


13日の金曜日など、13が不吉な数字なのは日本でもよく知られています。キリストの最後の晩餐の時、キリストを裏切ったユダ(Judas)が13人目に席についた人だったということから、13が不吉ということになったそうです。


5. はしごの下を歩くとBad luck


壁にかかったはしごの下を歩くと、危ないのでできた迷信?と思っていましたが、最近、見た目が大昔の首切り台に似ているので、その下を通った人も同じ目にあうという考えからきているという説を耳にしました。


6. Wishbone

丸鶏のローストチキンには骨もついていますが、その中にwishbone というのがあります(写真)。お願い事をして、この骨を二人で持って引っ張り、2つに分かれた時に大きい方の骨を持っている人の願いがかなうと言われています。


日本の家庭ではあまり丸鶏は食べないかもしれませんが、イギリスでは二人暮らしの我が家でも、時々鶏をまるごとのローストチキンをいただきます。残った分は翌日のランチのサンドイッチに使ったり、夕食の具に使っています。


7. Lucky penny


随分前ですが、1ペニー・コインを見つけて、それを拾って持っておくと、その日1日Good luckになると聞いて、見つけたら必ず拾っていた時期がありました。アメリカでも、1セント・コインをペニーと呼ぶので、やはり見つけてキープしたらGood luckだそうです。


ちなみに、イギリスでは「10p」のように、ペンスと言わずに「ピー」と言う場合がほとんどです。この場合、penny(単数形)の場合もpence(複数形)の場合も「p」です。


日本語だと、「1ペンス」と言ってしまうかもしれませんが、英語では1 penny, 2 pence, 3 pence…ですので、「p」と言うのが楽だと思います。当たり前ですが、ポンドも 1 pound, 2 pounds, 3 pounds…です。


また、コインを数える時は、複数形はpenniesです。例えば、現金は1ペニー・コインを2つしか持っていないという場合、I’ve only got two pennies. となります。単に、2ペンスしか持っていないと言いたいのなら、I’ve only got 2p (two pence). です。


8. Magpieを一羽見るとUnlucky、二羽みるとLucky


マグパイ(magpie)はイギリスでよく見かける鳥ですが、一羽見ると悪運が訪れ、二羽見るといい事があると言われています。実際、三羽以上みた場合もそれぞれ何かが起こると言われているようですが、三羽以降は色々なバリエーションがあるそうです。私が知っているバージョンは七羽までのものです:


One for sorrow, Two for joy, Three for a girl, Four for a boy, Five for silver, Six for gold, Seven for a secret never to be told.


1800年代半ばまではもっとシンプルで四羽までだったとのことです:

One for sorrow, Two for mirth, Three for a funeral, And four for birth.


以上、イギリスの迷信を8つご紹介しました。「ラッキー7」とも言いますので、7つご紹介しようかと思ったのですが、「八」は、末広がりで縁起がいいいという日本の言い伝えの方を選びました。


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