発音記号を使う

  

テキストやこのスタディ・ガイド、またはその他の英語の文章や単語を発音記号で書いてみると、色々な発見がありいい勉強になります。

生徒さんの中にも、発音練習時や新しい単語に出くわした時などに、文章や単語を全て発音記号で書いてから練習なさっている方も多いようです。慣れてくると、全て書く必要はなくなりますが、それまでは練習したい文章は発音記号で書くことをおすすめします。

ただ、一つ一つの単語の発音記号が正解かを辞書で調べるのに時間がかかりますし、linkingやElisionなどのConnected Speechは、辞書では調べられません。

そこで、スタディ・ガイドに載せている会話文の発音記号バージョン・ページを作ることにしました。

発音記号の表記について

ここでは、正式な(そして細かい)IPAのルールというより、辞書に載っている発音記号とレッスン内でご紹介している事が反映される書き方にし、以下のルールで書いています。

 

1. ​Elision:

 

前後の音が子音の場合、/t/, /d/を全く発音しない場合があります。この発音しなくてもいい/t/, /d/は、カッコで表します。

例:     I don’t know.  /aɪdəʊn(t)nəʊ/

 

前に母音があり後ろに子音がくる破裂音は、その音の変わりに間があるような(日本語でいうと、小さい「ッ」のような)発音になります。このような発音をする破裂音がある場合、その部分を/ʔ/で表します。

例:Goodbye   /gʊʔbaɪ/

 

2. Intrusion:

 

母音と母音の間に自然にはいるwやjの音は以下のように表します。

 

例:    Something to eat.  /sʌmθɪŋtuʷi:t/ Yes, I am.  /jesaɪʲæm/

 

3. 発音してもしなくてもいいə:

 

小さいəを書きます。

 

例:    camera   /kæmᵊrə/

 

4. 発音方法がいくつかある場合:

 

そのうちの一つを書きます。状況やその時の気分、個人差などで同じ文章や単語でもいくつかの発音方法がある場合がありますのでご了承ください。

 

例: Don’t you?  /dəʊntʃu/

 

この他、dəʊntʃə, dəʊnju, dəʊnjə, dəʊntjuなどがありますが、この場合dəʊntʃuを選んでいます。

5. ストレスの位置

ストレスは、単語のストレスと文章のストレスがあり複雑ですので、ここでは一番はじめに強く発音される音節は下線、Tonic syllableは色をかえて書きました。もちろん、状況や伝えたいことによって、これらの位置は変わりますが、どこかを強調するのではなく発音する場合の例として書いています。また、一つの文章にTonic syllableがいくつかある場合もあります。イントネーションは一番複雑な部分ですので、ご不明な点がございましたら、レッスン中にぜひご質問ください。


例: I want something to eat.   /aɪwɒn(t)sʌmθɪŋtuʷi:t/

​以下が現在発音記号が確認できる会話文などです。これから増やしていきますので、是非参考にしてください。

 

発音記号で書いている会話文など: