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摩擦音と破裂音が聞こえる歌:Riot Van

Updated: Aug 28, 2023


先日、久しぶりにArctic Monkeysの1stアルバム「Whatever people say I am, that’s what I’m not」を聞きました。このアルバム、2006年に発売され、チャート初登場で1位に輝いただけではなく、イギリスのアルバム最速の売上記録を更新し、当時ものすごく話題になりました。


初めて彼らのライブに行った時、観客がこのアルバムの2曲目(1stシングル)「I bet you look good on the dancefloor」の早くて歌いにくい部分を平気で歌っているのを聞いて、「私も歌えるようになってみせる!」と思い、かなり練習したのを覚えています(なので今は平気で歌えます)。


今日ご紹介するのは、このアルバムの中の「Riot Van」です。今回聞いて初めて気づいたのですが、この曲、摩擦音と破裂音がすごく聞こえきて、妙に感動しました。特にenoughという単語の最後の/f/の音などは、「いいお手本になりそう!」と思い、ワクワクしてしまいました。


ただ、イヤホンかヘッドホンを使わないと聞こえにくいです。私が今回気づいたのは、移動中でイヤホンを使っていたからだと思います。最後の子音の発音が特に参考になると思いますので、ぜひ、イヤホンで聞いてみてください。また、スローな曲で歌いやすいので、一緒に歌うと発音の練習にもなります。


以下、特に参考になると思う部分です。歌詞は最後に載せています。


摩擦音


摩擦音は、空気もれのイメージで長く出せる音です。この曲では、特に無声音はとても長く聞こえ、その中でも比較的強い/s/は、イヤホン無しでも聞こえるかもしれません。


boys /bɔɪz/ /s/に聞こえますが、とても弱く発音しています。

hats /hæts/ 単数形と複数形の違いを練習するのに参考になります。

laugh /lɑːf/

uss/ /z/で発音してます。usも ifも弱いため、弱い母音に挟まれた/s/だけを強く発音しにくいので、/s/も弱く発音しています。その結果、無声音/s/より弱めの有声音/z/になります。

enough /ɪˈnʌf/

crooks /krʊks/

less /les/


破裂音


破裂音は、長く出せない音です。/d/は弱いので聞こえにくいかもしれませんが、最後の/d/の発音が上手くできないという生徒さんも多いので、これくらい弱くていいんだというイメージをつかんでいただければと思います。


annoyed /əˈnɔɪd/

avoid /əˈvɔɪd/

night /naɪt/ この/t/は発音していません。

up p/ 軽く発音した/p/と、その短さが伝わってきます。

took /tʊk/ 

kicked /kɪkt/ himは/h/を発音しないので、/kɪktɪm/になります

it t/ 次が母音ですが、この/t/は発音していません。


これ以外にも、Weak formsやリンキング、次が子音の破裂音など、参考になる部分が沢山あります。他の部分も子音に意識して聞き、気づいた事に意識して歌ってみてください。


以下、歌詞の緑色の部分が上記に書いた摩擦音、赤い部分が破裂音です。


Riot Van by Arctic Monkeys


So up rolls a riot van And sparks excitement in the boys But the policemen look annoyed Perhaps these are ones they should avoid


Got a chase last night From men with truncheons dressed in hats We didn't do that much wrong Still ran away though, for the laugh Just for the laugh

And, please, just stop talking 'Cause they won't find us if you do Oh, those silly boys in blue Well, they won't catch me and you


"Have you been drinking, son? You don't look old enough to me" "I'm sorry, officer, is there a certain age you're supposed to be? 'Cause nobody told me"


And up rolls the riot van And these lads just wind the coppers up They ask why they don't catch proper crooks They get their address and their names took But they couldn't care less


Thrown in the riot van And all the coppers kicked him in And there was no way he could win Just had to take it on the chin


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