Llanfairpwllgwyngyllgogerychwyrndrobwllllantysiliogogogochは何音節?

*音節の数が多い単語と、見かけより音節の数が少ない単語*


先日、天気予報を見ていたら、Walesにある村、Llanfairpwllgwyngyllgogerychwyrndrobwllllantysiliogogogochが出てきました。The UK内で一番長い地名として知られている所ですが、長いだけではなく、ウェールズ語の地名なので、Lが2つ続く’ll’の発音など、英語にはないものもあり、イギリス人で上手く発音出来る人はまれだそうです。発音記号で書くと:


/hlænˌvaɪrpʊhlˌgwɪngɪhlgɒˌgerəxwɪrnˌdrɒbʊhlˌhlæntɪˌsɪljɒˌgɒgɒˈgɒx/


このWeatherman(チャンネル4のLiam Dutton)が、あまりにもなめらかに発音していたので、この天気予報をもう一度見たいと思い、YouTubeで検索してみました。すると、2015年に同じ人が、この地名を完璧に発音した天気予報がSocial Mediaで話題になったようで、CNNで紹介されているビデオや、Global Newsのスタッフが発音にチャレンジしているビデオなども出てきました。上のビデオは2015年のものです。


あまりにも長いので、音節の切れ目を「・」で表すと:


Llan・fair・pwll・gwyn・gyll・go・ger・y・chwyrn・dro・bwll・llan・ty・si・lio・go・go・goch


となり、18音節で、the UKだけではなく、ヨーロッパで1番、世界で2番目に長い一語の地名だそうです。ちなみにアルファベットの数は58あります。


この地名は英語ではありませんし、発音練習をする必要は全くありませんが、長い地名として知っておいてもいいのではないでしょうか?


英語で10音節以上の単語


ウェールズ語だけではなく英語にも音節の多い単語があります。


英語で一番音節の数が多い単語は、pneumonoultramicroscopicsilicovolcanokoniosisで、19音節。肺の病気の一種らしいですが、お医者さんもこんな長い単語をわざわざ使う事まずないようです。この他に10音節以上の単語はかなり沢山ありますが、専門用語がほとんどですのでここでは特にとりあげません。


ただ、14音節の単語で、私にもおなじみで、知識として知っておいてもいいのでは?と思うのが:


Supercalifragilisticexpialidocious /ˌsu:pəkæləˌfrædʒəlɪstɪkˌekspiælɪˈdəʊʃəs/


extraordinarily good, wonderfulという意味で、14節あります。映画、Mary Poppinsに出てくる歌のタイトル(歌詞にも出てくる)で、スマートフォンのタイピング早打ちコンテストなどにもよく使われる単語です。ネイティヴでも長いから発音しにくいのかな?と思ったのですが、Steveは平気でサラッと発音していました。


日常会話に出てくる単語ではありませんが、Mary Poppinsとともによく知られていますので、ご紹介することにしました。


9音節・8音節


9音節や8音節では、ニュースやドキュメンタリーなどで耳にする単語もあります。とは言え、まだ専門用語的な単語がほとんどですので、お仕事で必要ではないかぎり、8音節以上の発音練習は特にする必要はないかもしれませんね。私にとってはおなじみの単語を3つだけご紹介します。


socioeconomically 社会経済的に(9音節、8音節という説もあり)

psychophysiological 精神生理学的な(8音節)

heterosexuality 異性愛(8音節)


7音節


7音節になると、individualityなど、日常でもよく耳にする単語があります。


individuality 個性

artificiality 不自然さ、わざとらしさ

autobiographical 自伝の(an autobiographical novel)

homosexuality 同性愛 など。


6音節


もっと一般的な単語が沢山あります。

individually 個々に、個人的に

organisational 組織の

enthusiastically 熱心に

encyclopedia 百科事典

Mediterranean 地中海の など。


5音節


よく知られている単語ばかりですので、意味は省略します。


university

organisation

individual

communication

recommendation

electricity などです。


音節の数が少ない単語


一番音節の数が少ないのは、もちろん1音節。音節が1つで短いので、普通スペリングの文字数も少ないものが多いです。1文字から5文字の単語例をご紹介します。


1文字:I, a

2文字:do, go, so, upなど

3文字:pen, top, bag, carなど

4文字:desk, like, card, someなど

5文字:watch, laugh, black, fruitなど

同じ5文字でも、snow, stoneのように、sの次に子音がある場合、日本語のイメージでは2音節と感じます。日本語の五十音には、/s/だけというものがないからか、実際は/s/だけで発音していても、/su/だと思っているので、スノーやストーンと聞こえるので、2音節と思ってしまいがちですが、それぞれ/snəʊ/, /stəʊn/と発音しますので、どちらも1音節です。


また、5文字のtalkedが、1音節というのがしっくり来ないという生徒さんも多く、2音節と思う方は、スペリングに母音(を表すアルファベット)が2つあるから。3音節と思う方は、日本語で発音すると3音節(トークト)になるから、というのが原因のようです。ですが、talkedを発音記号で書くと/tɔ:kt/で、これも1音節です。


1音節で文字数が多い単語


1音節で一番文字数が多い一般的な単語は9文字です:


scratched

stretched

scrunched など。


ググってみるとstrengthedという10文字の一見一般的な単語も出てきますが、strengthは、普通、名詞としてしか使われませんので、strengthedはちょっとおかしいですよね。ちなみにstrengthの動詞はstrengthen(2音節)で過去・過去分詞はstrengthened(2音節)です。


2音節で文字数が多いもの


2音節で12文字の単語は上記でご紹介したstrengthened以外にもあります。

breakthrough (複数にすると、breakthroughsで、13文字)

outstretched

straightened など。


通常、Llanfairpwllgwyngyllgogerychwyrndrobwllllantysiliogogogochや、冠詞のaのように、目で見てすぐ音節の数が多いか少ないかがわかるものがほとんどですが、見た目ではわかりにくい単語が多いのも事実です。


日本語が母国語の場合、音節といわれてもあまりピンときませんが、英語では、発音・リスニングの上達に非常に役立ちますので、この機会に、よりいっそう意識を高めてみてください。

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