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I don't know... /aɪdoʊn(t)noʊ/

Updated: Jun 8, 2019


10月と11月に遅めのホリデーで、St IvesとLivorno(Italy) に出かけた事もあって、久々のブログとなります。今回は、Connected Speechの中のElisionについてです。


Elisionにも色々な種類がありますが、私がレッスン中にカバーしているのは、子音にはさまれた/t/と/d/を発音しないというものです。なぜ、Elisionでもこの部分のみ取り上げているかと言うと、発音やリスニングに一番影響があると思うからです。


例えば、'I don't know'は、’don't'の/t/を発音する場合は少ないのですが、’I don't know'という文章で覚えているせいか、発音・リスニング時共に、/t/がない事に気づいていなかったり、/t/が聞こえていると感じている場合もあるようです。このように、文章やフレーズとして「カタマリ」で覚えているものは、音が消えてもリスニングに影響がない場合が多いのですが、そうでない場合は単語が聞き取れない原因の一つになる場合もあります。


以下に音が消える例をいくつかご紹介します。太字の部分が発音されない場合が多い/t/と/d/です:

1. フレーズで覚えていたり、お馴染みの単語などの理由で、リスニングに影響がない事が多いもの


I don't know (又は、didn't, isn't, won'tなど、'…n't' の後に子音で始まる単語がある場合)

Next, please. Covent Garden

first time

last night

next train

went to...

just ten o'clock

half past five

handbag

second class

pounds

Mind the gap!

2. /t/や/d/が消えているため、生徒さんのリスニングに影響が出た事があったもの


facts(faxに聞える)

assistants(assistanceに聞える) I passed some shops.

asked someone

('asked'は、/k/が発音されない場合も多く、その場合、/ɑːssʌmwʌn/と聞こえます)

left turning

mist patches

fast speech

I'd have loved to have gone to the barbecue. 

seemed to

などなど…です。


また、発音する時は上記の/t/や/d/を発音してはいけないわけではありませんが、普通、発音しにくいので、無理に発音すると不自然に聞える場合もあります。気をつけて下さい。

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