何を勉強するか

  

リスニング、発音、会話力の向上を目指す時、何を勉強するかは、大きく分けると以下の5つだと思います。

 

  1. 簡単な単語を確実に聞き取る、発音する

  2. 簡単な単語の意味を知る

  3. Phrasal verbsの意味を知る

  4. 文法や日本語訳ではなく意味を知る

  5. 日本の学校では習わない、でも英語圏ではよく使われる単語を知る

 

上記1と2にある簡単な単語を確実にマスターする勉強をしていると、その過程で、よく出てくるもう少し難しめの単語も自然に覚えることができます。

 

また、もう少し難しめの単語は、職業や趣味などによって、必要性が違いますので、自分がよく出くわす単語や、自分が興味のある単語から覚える方が自分の役に立ちますし、頭にも残りやすいと思います。覚えた単語がよく出てくれば嬉しいし、よく聞く単語の意味が分かれば理解度も増し、やる気も出るはず。

 

市販の単語の本をかたっぱしから覚える手もありますが、自分の生活であまり出てこなければ忘れやすいですし、それ以外に他に優先して覚えたい単語があるはずです。仕事中に出てくる単語、自分が好きなドラマや趣味関係でよく出てくる単語、好きな歌の歌詞に出てくる単語などで、よく耳にするものや、これが使えれば便利というものから覚えていくと、楽しいしもっと自分の役に立つはずです。あたりまえかも知れませんが、市販の単語の本も、自分に役に立ちそうなものから先に覚えましょう。

上記の5つのお話は、YouTubeで見れる、イギリスの女優エミリア・クラークのインタビューを使って進めていきます。

 

 

インタビューと言っても、雑談っぽいカジュアルな感じのものです。生徒さんのほとんどが、日常会話や雑談のリスニング力向上を目標にしていますし、ミーティングやディスカッションなども、雑談と同じような話し方で単語がビジネスや自分の分野に関係あるものに変わるという場合がほとんどですので、ビジネス、アカデミック英語を伸ばしたい方にも参考にしていただけると思います。

 

ちなみに、このビデオは、ある生徒さんからのリクエストで、レッスンに使ったものです。その方は、このビデオを全て書き取り、レッスンで答え合わせをして、聞こえにくい単語やその理由、また、しっくり来ない意味などを確認していきました。

それでは、何を勉強するか?の1番からお話しします。

 

1. 簡単な単語を確実に聞き取る、発音する

簡単な単語が重要な理由は、ネイティヴは会話中そんなに難しい単語は使わず、簡単な言葉を駆使していろいろな話をするから。

 

そして、簡単な単語を使った方が自然なので、簡単な単語を確実に確実に発音できる事も重要なのです。

また、リスニングの場合、1つの文章に2個も3個も難しい単語が出てくることは少ないので、簡単な単語をすべて聞き取れていれば、知らない単語があったとしても浮き上がってきます。

 

例えば、日本語でも知らない単語はありますが、他の知っている単語がすべて聞き取れているので、知らない単語が浮き上がってきて、「今、‘むそた’って言ったけど何それ?地名?」というふうに聞くことができますし、話の内容から、物の名前なのか、動きを表しているのかなどもだいたい分かります。

 

ここで、上のビデオで使われている単語についての分析結果をご報告します。

 

このビデオは、約9分30秒で、出てくる単語の合計数は約2150です。そのうち出てくる回数トップ20の合計は878です。内訳は:

 

 

 

 

 

このトップ20の単語で、このビデオの会話に出てくる2150の内40%を占めています。

「でも、これだけじゃ意味は分からないし、言いたいことも言えそうにない」と思う方も多いと思うので、今度はこのビデオで使われている動詞について考えます。

 

be 動詞以外の一般動詞は87種類使われていて、合計244回出てきます。そのうち出てくる回数トップ20で165回を占めているので、一般動詞全体の67%が以下のトップ20の動詞です。ちなみにbe動詞は159回出てきます。

会話では、’I know, I know’ のように繰り返すこともあるので、knowの回数が多い理由はそこにもあります。

 

2位のdo と haveは、一般動詞として使われているもので、疑問文のdoや完了形のhave はここには含まれていません。

 

先ほど出てきたよく出てくる単語トップ20とこの動詞トップ20の数を合わせると、1043 で、全体の半分近く(48%)になります。

 

「じゃあ、残りの単語で知らない単語が多いんじゃない?」と思う方は、ビデオに出てくる一般動詞全てと出てくる回数、そして、ビデオの初め4分間に出てくる単語全てとその単語がビデオ全体で出てくる回数をまとめましたので、ぜひご覧ください。

 

一般動詞はすべて書き出しましたが、ビデオに出てくるすべての単語を表にするのは時間の無駄と考えました。この4分間の間に出てきた単語の表を見ると、一般動詞以外に、名詞、形容詞、副詞などもそれほど難しい単語は出てきていないはずです。また、この表内で数回出てきている単語で、知らないものがあれば、知っていた方がいいかも・・・ということにもなります。

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