​前置詞 on/off

‘on’ というと、日本語では、「〜の上に」と訳す場合が多いようですが、触れている(くっついている)イメージが正解です。

 

例えば、学校で習った電流の図でいうと、下の図の黒い線に電流が通っているとして、スイッチの部分が触れると(onすると)豆電球が点灯します。この場合のonは、「〜の上」では全く意味が通じませんよね。

電気やテレビなどを「つける」がturn onなのは、昔のスイッチは回すタイプのものが多かったからだと思います。turnするという動きをして「くっつける」と電気やテレビがつくので、turn  onというわけです。

 

では、今度は豆電球の電気を消したい場合、くっついていたスイッチの部分を離せば電気は消えます。日本語でも、オフと言いますが、off は on の反対で、接触していない(離れている)イメージです。turnするという動きをしてくっついていたものを離すので、turn off で電気やTVなどを「消す」という意味になります。

 

offは、「〜の上に」のような、誰でも知っている日本語訳がないからか、offの使い方や意味がわかりにくいと言う声もよく耳にしますが、触れているonの逆で、接触していない(離れている)と考えれば、少し分かりやすくなるかも知れません。

 

Turn 以外の動きで on/off してみると・・・

 

電気やテレビなどは、回してon やoffにしたので、turn on, turn offで「つける」「消す」という意味になりますが、どんな動きをしてonにしたりoffにしたりするのかで、使う動詞も違ってきます。また、on、off できるのは電気製品だけではありません。

 

例えば、put という動詞は、何かを動かしてある場所に置く(のせる、くっつける、など )という意味があるので、洋服を動かして自分の体にくっつける場合、put onとなり、日本語の「着る」という意味になります。

 

逆に服を脱ぐ時には、体にくっついていた服を体から離すのでoffを使いますが、どんな動きをするかと言うと、putの逆で、何かを動かして取る感じの動きを表すtakeを使い、服を脱ぐは、take offということになります。

 

洋服だけではなく、他のものを動かしてどこかにくっつけたり、くっついているものを離したりする時にも、put on/take offが使えます。

 

足を動かしてイスの上にくっつけてほしい(のせてほしい)場合は、Please, put your feet on the chair. のせてもいいか聞く場合は、Can I put my feet on the chair? 逆に、イスから足を離してほしい(のけてほしい)場合は、Please take your feet of the chair. です。

 

また、keepという単語は、何か(誰か)をそのままの状態や位置にしておく(保っておく)という意味があるので、off の状態のままでいて欲しい時はkeep offとなります。Keep off the grass.(芝生に入らないでください)のサインも、the grassからoffの状態(離れた状態)のままでいて欲しいのでそう書いています。

 

また、何かに「触らないで!」という場合は、その人の手がその物や人に触れていない状態のままでいて欲しいので、これもkeep offが使えます。Keep your hands off my stuff. は、「私の持ち物に触らないで!」で、Don’t touch my stuff. と同じ意味です。

 

そして、leaveにも、そのままの状態や位置にしておく(放っておく)という意味があり、電気がついてて、そのまま放っておいてほしい(消さないでほしい)場合、Leave the light onとなります。Keep the light on. でもOKです。

 

ここは、onとoffのページなので、keepとleave の違いには詳しく触れませんが、上にも書いたように、keepは状態や位置を保つ感じでleaveはそのまま放っておく感じです。

 

他にも、

 

自分が座るという動きをしてベンチに触れた                   

I sat on the bench. (ベンチに座った)

立つと言う動きでベンチに触れた                                             

I stood on the bench. (ベンチの上に立った)

掛けるという動きで鏡を動かして壁にくっつけた      

I hung the mirror on the wall.(鏡を壁にかけた)

 

落ちるという動きで本が棚から離れた                                 

The book fell off the shelf. (本が棚から落ちた)

自分がジャンプする動きで壁から離れた                              

I jumped off the wall.(壁からとびおりた)

ボールが転がってテーブルから離れた                                 

The ball rolled off the table.(ボールが転がってテーブルから落ちた)

など、いろいろな動きをした結果、くっついたり触れたりしたら'on'、離れたら'off'が使えます。

Exercise

 

では、実際に使う練習。今、身の回りにあるものを見てくっついている、触れているもの探してみて英語で言ってみます。

 

私の場合、今タイプしていて、キーボードが机にくっついています。キーボードに動きはなく、ただそこにあるだけなので、be動詞をつかい、

 

The keyboard is on the desk.

 

となります。

 

今度は、くっついているものを離してみます。キーボードを机から手にとって離すので、

 

I took the keyboard off the desk.

 

その後,自分が手にしているキーボードを床にくっつけると、

 

I put the keyboard on the floor.

 

となり、この2つの文章を1つにすると、

 

I took the keyboard off the desk and put it on the floor.

 

これは、すでにキーボードを床に置いたあとに言った文章のつもりなので過去形にしていますが、これからすることなのであれば、もちろん未来形になります。

 

また、わざわざ全ての動きを説明しなくても、 I put the keyboard on the floor.  だけで、どこかにあったキーボードを動かして床に置いた事は分かりますが、何かの理由で細かい動きを全て伝えたい時などは、全部言えると便利です。

 

こんな感じで、身の回りにあるものを実際に動かしながら、onとoffを使って文章を口に出してみると、onとoffのイメージが定着してくると思います。是非やってみて下さい。

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